2017.12.09 Saturday
安養寺の銀杏
イチョウの紅葉は不思議なもんで、その時期に個体差がありすぎる。ここ吉祥寺でも、すでに葉を落として丸裸の木もあれば、黄金色真っ盛りの木もある。木の個性なのか土壌の問題なのか、勉強ができない僕には分からない。葉を落とす順番は、木のてっぺん付近からだが、それも真北や北東に向いた枝から葉が散ってゆく。イチョウが色づく季節は北西風の日が多いのに、どうして真北や北東の枝から先に落葉するかな。教養のない僕には分からない。写メ上を見てほしい。吉祥寺東町にある真言宗安養寺のイチョウだけれど、木の南西側にある山門の屋根に落ち葉が積もっている。てっぺんの葉がきのうの北東風で飛ばされたのだろう。今朝撮影した名刹のイチョウだけれど、地面に散り敷かれた葉の量を見ると、黄金色の見ごろも明日いっぱいくらいではないか。
我が家の近くを走る青梅街道のイチョウ並木は見ごろを過ぎた。今年初めて気がついたのだが、青梅街道は、その通る自治体によって街路樹の種類が違うようだ。少なくとも新宿区、中野区、杉並区では違う木だ。杉並区では高円寺から西荻窪駅北方の井草八幡までイチョウ、その先は街道の北側は練馬区、南側は武蔵野市になるのだがケヤキ並木になっている。
荻窪の西、四面道あたりに「公孫樹」という昔ながらの喫茶店がある。イチョウ並木にちなんでの店名だろうが、若い人には読めないんじゃないか。歩道からから覗くとピンク電話が見える。そのうち入ってみよう。というわけで、今日は綴り方と断捨離だ。
和は
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